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辞書には書かれていないことばの話 |仁田 義雄

2006-08-30-Wed 00:00:00 │EDIT
辞書には書かれていないことばの話辞書には書かれていないことばの話
仁田 義雄
岩波書店 刊
発売日 2002-11



言葉に鋭敏になるために 2006-03-20
 辞書と文法書があれば、言語の理解と表現ができるわけではない。そのためには、本書のような解説・手引き書が必要とされる。しかし、日常の言語生活は、そんなに杓子定規に、厳密になされているわけでもなく、とくに日本語はあいまいに使われている。

著者は1970年代から「文法現象の分析・記述に役立つような辞書の記述」を主張してきたようである。本書は動詞に限ったものになったが、ある程度まとまりのあるものになったと著者は言っている。一例を挙げる。

「湯を沸かす」はおかしいか、の問題…「水を沸かす」=水を(湯に)沸かす。即ち、この「水」は〈消滅の対象〉と呼ぶ。これに対して、「湯を沸かす」=(水から)湯を沸かす。即ち、この「湯」は〈結果の対象〉と呼ぶ。このように、どちらが正しいの問題ではなく、どちらも文法的に成立しうることになる。 

「服を汚す」の場合…服は汚れても服として存続し、状態だけが変化する。「服」は〈変化を担う対象〉と呼ぶ。

「セーターを編む」「毛糸を編む」の場合…「セーター」は〈結果の対象〉「毛糸」は〈変化を担う対象〉どちらも文法にかなっている。このように、動詞の表す語義のタイプによって、対象の名詞の意味的特徴も決まってくる、と述べられている(雅)


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