イタリア語を学ぶ―たのしく覚える基本会話白崎 容子
PHP研究所 刊
発売日 1998-04
チャーミングなイタリア語へのお誘い 2006-07-06
この本の意義は、何といっても味気ない語学書を読みやすく楽しい新書にしてみせたことでしょう。やさしい語り口、オペラに関わる囲み記事なども楽しく、まるで普通の読み物を読んでいるような錯覚におちいります。にもかかわらず基礎的な文法もしっかりおさえてあり、入門書としては最良の一つでしょう。
英・独・仏語を学んだ体験から、語学修得ではじつはこれからが大変なのですが、後は本人が興味を切らさず地道に根気よく学習を続けていくしかないのでしょう。私は投げ出しそうになると、オルネラ・バノーニやミルバの CD を聞いたりお気に入りのイタリア映画を観ます。いくつかの片言が聞き取れると少し元気になります。
本屋でふと手にとりイタリア語への扉を開いて頂いたこの偶然を大切に息長く勉強するつもりです。
さらに詳しい情報はコチラ≫