となりの国の文字 ハングルを読もう井藤 伸比古
仮説社 刊
発売日 2003-08
各々の取り組み方次第で 2005-02-19
他の韓国語テキストで勉強した後でこの本を手にしたのですが、正直全て既知の事で収穫は殆ど得られませんでした。つまり、小学生向けに編纂されているようで、巷にみられる入門テキストより更に初歩の初歩的内容になっている訳です。例えば文法とか言葉の意味等は取り敢えず置いといて、とにかくハングルを曲りなりに読めるようになりましょう、或いはハングルに親しみを持ちましょうという内容です。ハングルに正面から取りかかるに避けて通れない、「ウ」「オ」等の紛らわしい発音の識別等も取り敢えず初歩ですから、気にせずいきましょう。というスタンスです。
私達が小学校高学年時にローマ字を習ったような雰囲気でページを進めていきます。ですから、各々の韓国語の取り組み方次第で本書の色合いは変わってくると思います。極端な話ネイティブレベルまでマスターしたい!という人には本書はどうかな?と思いますが、取り敢えず最近韓流ブームだし、少しでも韓国ハングルに接してみたい、という良い意味でカジュアル的なスタンスで勉強したい人なら推薦できるかもしれません。ページの至る所に韓国の写真やパズルゲームが挿入されておりレクリエーション性という意味ではこのジャンルにおいて類を見ないかもしれません。最近親子で英会話が流行っているみたいですが、そういうシチュエーションでも使えるかもしれません。
いずれにしても、小学生がローマ字を習う程度の空気感が本書であるという事に留意してください。
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