コンサイス露和辞典三省堂 刊
発売日 2003-06
これだけの大きさによくこれだけの語彙が...。 2005-06-02
縦17.5cm・横10.5cm・厚さ約2.6cm
よくこれだけの大きさで、1332ページ、10万6千語以上も補えたと呆れてしまいます。
図書館で6千円〜8千円クラスの辞書を使っていると、こちらの方が単語の数、載っていない表現(隠語・俗語)等が全然多いのです。
例えば"tpaxatb"(トラハチ)ピシピシと音をたてて叩くニュアンスの動詞ですが、あるんです!面白い隠語が...。
公衆の面前なので書く事は出来ませんが、見れば納得です。
ちなみに他の露‐和の辞書6冊とポーランド語辞書の同じ単語には載っていませんでした。
女性の前で"ヤ− ハチュウ トラハチ" などとうっかり云うと、殴られてしまうかも痴れません。(女性の方、話がそれてスイマセン...)
新しい単語も豊富で、"テルネット" "インタ−ネット" "Beb ウェブ"
文字化けしてしまうのでうまく表記できませんが、コンピューター用語や新語は改訂が2003年と新しいので群を抜いて載っています。
しかし文字が細かく、6〜7千円クラスの辞書に比べて用例も少なめ、紙質が非常に薄くマーカーが滲んでしまう等多少の問題点もあり、語尾変化の説明も最小限、
殆んどの不完全動詞の扱いが、対になる完全動詞と違う部分が TpaxaTb, 〜HyTb のように 表記されているのみ、しかも解りにくいイタリック体表記の時もあるので、
慣れない初心者の方は白水社のパスポート(使いやすいが語彙数が少ない)辺りと併用が好ましいかと思います。
又、中級者以上の方でしっかりした辞書を持っていても、是非、新語彙やニュアンス表現の補助にこの辞書の購入をお勧めします。
因みに、辞書の最初に語尾変化表、後ろに文法の簡単な説明がなされています。
さらに詳しい情報はコチラ≫PR